文字関数2
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●SEARCH関数
検索する文字が何文字目かを求める次に紹介するREPLACE関数と組み合わせると活用できます。
/ A B 1
役立つSoft 4
上の表は、「Soft」という文字が何文字目であるかをB4のセルに表示させたものです。
B1のセルには次のように入力します。「=SEARCH("Soft",A1)」
説明
「=SEARCH」 → 検索する文字が何文字目かを求める関数です。
「"Soft"」 → 検索する文字です。
「A1」 → 検索するセルがA1であることを指定しています。
結果は、Softという文字が4文字目にあるので、4と表示されます。 -
● REPLACE関数
文字を置き換える次の表は上のSEARCH関数と組み合わせたものです。
/ A B C 1 役立つSoft
4 役立つソフト B1のセルには、上で説明した「SEARCH関数」を入力しておきます。
C1のセルに次のように入力します。「=REPLACE(A1,B1,4,"ソフト")」
説明
「=REPLACE」 → 文字を置き換えるための関数です。
「A1」 → 検索するセルがA1であることを指定しています。
「B1」 → 置き換える元の文字が何文字目であるか、数値が入力されているセルを指定。
「4」 → 置き換えの元となる文字数を指定しています。(Soft=4文字 → 4 )
「"ソフト"」 → 置き換える文字。結果はB1のセルに入力された関数により、Softの文字が4番目にあることを得られたので
C1に入力された関数により、A1のセルの文字をC1に表示し、なおかつ
Softをソフトに変換して表示している。 -
●TEXT関数
数値に表示形式を設定して文字に変換する。次の表は、日にちを曜日に変換して表示するように入力したものです。
/ A B 1 12/1 (日) 2 12/2 (月) 3 12/3 (火) 4 12/4 (水) 5 12/5 (木) B1のセルに次のように入力します。
「=TEXT(A1,"(aaa)")」
「=TEXT」 → 日付を曜日に変換するために使用した関数です。
「A1」 → 変換元のデータが入力されたセルがA1であることを指定しています。
「(aaa)」 → 曜日の表示形式をかっこ付きの漢字で表示するためのものです。B1より後のセルには、同じ式で「A1」のセルの指定部分だけ変更するか式をコピーすればOKです。
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● UPPER関数 文字列の英字を大文字に変換する
● PROPER関数 文字列の英単語の先頭を大文字に、2文字目以降を小文字に変換する。
● LOWER関数 文字列に含まれる英字を全て小文字に変換する。
● TRIM関数 文字列から余分なスペースを削除する。
● VALUE関数 文字として入力されている数字を数値に変換する。
● REPT関数 文字列を指定した回数だけ繰り返して表示する。
● DOLLAR関数 数値を四捨五入し、ドル書式を設定した文字に変換する。
● EXACT関数 2つの文字列が等しければ、TRUE(真)、それ以外はFALS(為)を返す。英字の大文字と小文字を区別する。
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