Office mobileのエクセルのアプリの使い方を説明します。
タッチ操作で入力を行うスマホ用のアプリのため
PCとは少しばかり操作が違い、とまどいもあると思います。
今回はiPhne7を使っての基本的な操作方法の詳細です。
■EXCEL mobileの起動画面です。
見た目PC用とほとんど同じです。
★上部のメニュー説明
〇左端の[←]は保存先(TOP画面)に戻るです。
戻った場所に新規作成アイコンがあります。
〇2番目はファイル操作です。
保存や送信・コピー・印刷などのメニューを表示します。
〇3番目は操作を一つ前に戻すことができます。
間違った操作をしたらこれで戻るのが確実です。
〇4番目は入力する文字の種類(書式)の選択です。
フォントの種類やサイズ・色・太字・他
〇5番目は本文中の文字検索です。
オプションを使い文字の置き換えもできます。
〇最後の右端は共有です。
ユーザーを招待して共有することができます。
※開いたメニューを閉じる時は×でなく完了です。
上記のメニューには他にも多くの機能があり
PCに近い操作を可能としていますが、今回は基本操作なので
後ほど個別に説明していきます。
■文字の入力方法
★ツールの説明
入力したいセルをタップして選択してもキーボードが出てきません。
セルを選択した後に上にある数式バーをタップでキーボードが登場します。
それと同時に3つのアイコンが登場します。
〇左端のキーボードアイコンでキー画面をテンキーに素早く変えることができます。
〇中央の「×」アイコンでキーボードを閉じることができます。
〇右端のチェック型アイコンは操作確定でキーボードが閉じます。
セルを選択した後にもう一度タップするとコピペのメニューが表示されます。
★入力開始
それでは簡単に関数を使って足し算(合計)をしてみましょう。
1、合計値を表示させるセルを選択します。
2、数式バーの左端にある[fx]をタップします。
3、関数のメニューが登場します。
4、「SUM」をタップします。
5、=SUM(数値1,数値2,…)と表示され数値1が選択された状態です。
6、合計の計算をする範囲を指定するため、数値がある最初のセルをタップします。
7、タップしたセルが点線で囲まれA1のセルを選択した場合は
=SUM(A1,数値2,…)に自動的に変わります。
※間違えて違うセルを選択しても他のセルをタップしなおしで大丈夫です。
8、点線に変わったセルの右端下の角は●になっていますが
これはPC用の「+」マークと同じなので●をタップしたまま
最後の数値があるセルまでスライドして移動(ドラッグ)します。
9、指を離した位置で範囲が確定します。
選択した範囲は点線から太線に変わり最後の数値のセルがB1なら
=SUM(A1:B1,数値2,…)に変わります。
10、チェックアイコンをタップすると式が確定されて
合計値を表示するセルは0と表示されます。
それと同時に式は=SUM(A1:B1)に変わってオートSUM関数が有効になりました。
11、選択した範囲に数値を入れてみましょう。
セル2ヶ所に2と3を入力したとしたら合計を表示するセルは5と表示されます。
以上が基本的な関数を使った式の入力方法ですので、
他の関数も試してみてください。
関数の使い方はこちら で別途お勉強くださいませ。
普通に文書を入力する場合も同じくセルを選択した後に数式バータップで入力開始です。
■保存方法
メニューを開いてエクスポートをタップ!
新規作成ファイルは左端「←」メニューをタップして
「変更内容を保存しますか?」が表示されたら保存をタップします。
次の画面でブックの名前を入力して保存する場所を選択します。
デフォルトで「OneDrive」その他の場所にiPhone・その他があるので選択してタップします。
ファイルの種類を選択します。
〇OneDriveは名前が入力されていたら保存ボタンがタップできます。
※インターネットに接続されている必要がありOneDriveの読み込みから開始されます。
〇iPhoneはiPhoneの本体に保存されます。
保存ボタンをタップするだけです。
〇その他はOffice365の利用契約がされてないと選択できません。
〇場所を追加ではDropboxや他の利用可能なオンラインストレージが表示されるので選択します。
選択したらログインが必要なためIDとパスワードが必須です。
■印刷方法
メニューを開いて印刷をタップします。
印刷はAirPrintか別のアプリで開くを選択します。
レイアウトオプションの画面が開くので
用紙のサイズ他を選択したら「次へ」をタップします。
プレビュー画面が開くので「プリンタ」をタップ!
プリンターの検索が開始されます。
対応機種が見つかれば印刷が可能です。
★AirPrintの説明
AirPrintは手持ちのプリンター(印刷機)がWi-Fiに対応していて
なおかつAirPrintに対応した機器となりますが、
AirPrint対応機器である場合は専用のアプリを入れてセッティングしなくても
即利用できるとういメリットがあります。
Appleのサイトに対応機種一覧がありますが、Wi-Fi対応であれば
電源を入れて実行してみたほうが早いと思います。
※スマホが印刷機と同じWi-Fiに接続されている必要があります。
※手持ちのEPSON EP-806AWで実行してみると
先にEpson iPrintボタンを押して自宅Wi-Fiを一時解除してiPhoneとダイレクトにWi-Fi接続する必要がありました。
iPhoneの設定画面から
印刷機のネットワークIDを選択するとパスワードを要求されたが入力なしで印刷できました。
★別のアプリで開く
AirPrintが使えない場合は別のアプリで開くを選択します。
その場合は利用するプリンターの専用アプリをスマホにインストールする必要があります。
※上記がうまくいかない場合は手持ちのプリンターがスマホに対応していたら
そのプリンターのアプリから保存したファイルを選択して印刷する手段もあります。
また、PCから共有フォルダ(OneDrive)を開いてPCで選択して印刷もありです。
★コンビニの印刷機を使う
スマホで利用するメリットは外出先で簡単に利用できるということで
印刷も外出先で出来ればベストです。
コンビニ専用のアプリを入れておいて別のアプリで開くから印刷を実行します。
例としてセブンイレブンのアプリをインストールした結果をお知らせします。
これ、とても不思議なことが発生したのでそれも書いておきます。
AppStoreでセブンイレブンマルチコピーを入手してインストールした。
が、アプリの選択画面にない。
先にエクセルでiPhoneに保存したファイルをアプリから開く方法もしてみたが無理!
そこで
iPhoneを再起動してみたが同じ結果に!???
どうしたら良いか迷っているとインストールから約20分後にアプリを認識した。
何がどうなってるのだろう?
■印刷の操作手順
別のアプリで開く→レイアウトを選択→次へ→マルチコピーで読み込む
→普通紙プリントを選択→ファイルを選択→送信という手順になる。
※セブンイレブン店内でWi-Fiが接続されている必要がある。
接続されていない場合はiPhoneのWi-Fi設定で「711_MulutiCopy」を選択して接続しておく。
また、事前に会員登録が必要です。IDとパスワードはメモしておく。
※netPlintというアプリも使える!
netPlintはお店でWi-Fiに接続せず、事前にアプリでファイルをアップロード。
「予約番号」が発行されるからメモしてお店のコピー機に「予約番号」を入力して印刷する。
こちらも会員登録はしておく。
※netprint写真かんたんプリントというアプリのみ会員登録が不要です。
使い方はnetPlintと同じです。
3つもあると迷いますねー(^^;)
今回は基本的な使い方ということでメニューと入力方法そして保存して印刷と
最小限必要な情報でした。
今後の予定として各メニューから実行できる作業の詳細を個別でアップしたいと思います。
EXCEL2016は基本的に2013と大きく違ってないのでエクセル2013の使い方を参照ください。
EXCEL mobileの説明が完了した後に詳しい説明をアップしていきます。