エクセルで複式簿記

かんたん複式簿記 for EXCELは
Microsoftエクセルを使用して一度の入力で複式簿記の記帳出来る
システムをVBAを用いて作成してあります。

かんたん複式簿記forエクセルのダウンロードはこちら
シェアウェア有料です。作者:長谷川 浩さん
試用中の制限は得にありません。
動作OS: Windows XP/Me/2000/98
エクセル2000 以上
当ソフトはエクセルを使用しますがPCにインストールが必要です。

特殊な取引には対応できないこともありますが、
小規模な事業には充分な機能を持っています。
作成される正規の簿記の方法による仕訳帳、
元帳と月次の試算表で、
青色申告特別控除65万円の適用を受けることが出来ます。

◆起動画面について
DEB起動時の画面は下のようになります。
画面には全部で16個のボタンが配置されています。
黄色のボタンは初期設定にだけ使用するものです。
灰色のボタンは通常使うボタンとなっています。
水色のボタンは作成される財務諸表を呼び出します。
濃ブルーは決算整理仕訳にだけ使う仕訳入力用のものです。
ブルーのボタンは繰越のためのボタン。

◆記帳の前に
1、科目の設定
科目は小規模事業者向けに既に決算書の
フォーマットにあわせて設定してあります。
事業によって科目名を変更したり科目を追加することもできます。
科目の変更追加ははじめにして置いてください。
途中でもできますが、
記帳済みのデータの科目名は変更されませんので、
はじめにしておいたほうが良いでしょう。

起動画面より科目の「設定ボタン」を押すと、一覧が表示されます。
黄色のセルが変更可能科目、水色が科目追加できる欄となっています。
足りないときは設定済みの科目も名前の変更はできます。

2、伝票番号
伝票番号の設定ははじめの1回だけで、後は変更しないで下さい。
重複があると正常に機能しなくなりますのでご注意下さい。
データの削除をすると欠番が生じますが、問題はありませんので、
気にしないで良いでしょう。

3、期首設定
前年の期末(12月31日)における、資産、負債の残高を記入します。
決算書に記載があれば、それに沿って金額を入力してください。

普通預金は決算書では1行ですが、ここでは2つありますので、
2行使っている場合は各口座の残高に分けてください。
また、科目名を口座名に変更すると間違うことがないと思います。
事業用に使っている口座が一つの場合、一つだけ使って下さい。

前年の決算書と帳簿(現金出納帳、売掛帳、買掛帳等)より設定します。
全ての期首設定が終了しますと、そのデータに基づいて
「元入金」が自動計算されます。
※個人事業の場合、会計期間中は元入は増減いたしません。
データは『貸借対照表』の期首、試算表の前期繰越額として登録されます。

4 減価償却資産の登録
資産の期首設定のうち、減価償却資産は減価償却シートより
資産を登録して行うことも出来ます。