裁判実務用利息計算・充当計算はマイクロソフトのエクセルで
裁判実務で用いられる計算方法に従い、利息計算・日数計算を行うExcelブックです。
マクロを使用していないのでiOS用のエクセルでも動きます。
※Ver1.3.0に更新しました。
エクセル裁判実務用利息計算・充当計算の無料ダウンロードはこちら
フリーソフト(無料です)
作者:edwas さん
動作OS: Windows 10/8/7/Vista
.xlsx形式のエクセルファイルです。
※更新情報
計算方法に応じて、
使わない年月日等をグレーで表示するように修正。
◆詳細
計算の仕組みは東京地裁執行部の資料を御覧ください。
具体的な計算式は次のとおりです。
(0)特約なし:対象元金×年利×(年+平年日÷365+閏年日÷366)
(1)年365日日割計算:対象元金×年利×総日数÷365
(2)1年未満の端数期間につき年365日日割計算:対象元金×年利×{年+(平年日+閏年日)÷365}
(3)月割計算(端日数につき年365日日割計算):対象元金×年利÷12×(年×12+月)+対象元金×年利×日÷365
「執行用」シートでは、
年利、計算方法(特約なし/年365日日割計算/1年未満の端数期間につき年365日日割計算/月割計算)、
初日算入/不算入、一円未満の端数処理(切捨/四捨五入)を指定し、
「対象元金」「期間開始日」「期間終了日」の各欄に入力すると
各種日数等が表示され、同時に「利息/損害金」欄に計算結果が表示されます。
「約定弁済日」欄は計算には使用していませんので、必要に応じて自由に変更してください。
「執行用」シートは、執行用の利息/損害金計算書の作成のほか、
主文の文言(例:「被告は、原告に対し、100万円及びこれに対する平成28年1月15日から
支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。」)から損害金計算を行うような場合にも
使うことができます。
上記の例では、年利欄に「5%」、計算方法欄に「0」(特約なし)、
初日算入/不算入欄に「1」(初日算入)、対象元金欄に「1000000」、
期間開始日欄に「H28.1.15」、期間終了日欄に「=TODAY()」を入力すれば、
附帯請求(「これに対する…」部分)の本日現在の金額が計算できます。
その他の詳細は付属のreadme.txtでご確認ください。