鋼製煙突設計ツールはマイクロソフトのエクセルの
VBAを用いて自立形鋼製煙突の板厚、耐震計算を行います。
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シェアウェア(有料です)作者:山下 勝市さん
動作OS: Windows 8/7
エクセル2010以上
起動方法
●「鋼製煙突設計ツール.xlsm」を起動してください。
●セキュリティレベルを「中」にしてください。
アンインストール
●フォルダごと削除してください。
本ツールはAIJ-2007
煙突構造設計指針に掲載されている
S造り例題に示されている範囲について
同、設計指針に沿って計算する
基本設計時の
シミュレーション用として開発したものです。
S造り煙突設計の全てについて設計計算し、
当該煙突の諸元を
決定するものではないのでご注意ください。
これらは、別途検証する必要があります。
1)風共振による筒身の疲労設計
2)2次モードでの風共振の可能性検討
3)共振風速(Vr)が低い場合
(20m/s以下)の設計措置
4)煙突頂部のオバリング問題
5)ライニングのない煙突注意事項
6)煙道等開口部補強法の全形態への対応
7)基礎、据え付け部廻りの詳細検討
8)基礎構造による
煙突本体振動固有値への影響度の検討
(基礎のスウェイ、ロッキングの影響)
9)煙突は「建基法-工作物」であるので、
関係法令、告示を厳守する要有。
●振動固有値の問題
煙突設計の支配的要因である
1次振動周期(T1)は、
共振風速、地震力の決定、特性値である。
AIJ-2007 煙突構造設計指針に示された略算式と
精算値(固有値解析の結果)とでは物件によっては
20%以上の差異を生じる場合があるので
取扱いに注意を要します。
T1値は振動固有値解析を実施して決定するのが好ましい。