エクセルでパイプライン構造計算とうせい管

マイクロソフトのエクセルを利用して
土地改良事業計画設計基準に準拠した
パイプラインの構造計算を行います。

エクセルパイプライン構造計算ソフトのダウロードはこちら
サンプル版は無料です。
作者:MKS
動作OS:Windows 10/8/7
エクセル2010-2019

エクセルを利用しますがパソコンへのインストールが必要です。

『土地改良事業計画設計基準及び運用・解説 設計
パイプライン 平成21年3月』
(監修:農林水産省農村振興局整備部設計監修課)に基づき、
パイプラインの横断方向に対する構造計算を行います。

◆特徴

計算する土被りは、最大148パターンまで指定可能で、
それぞれの土被りごとの許容水圧やたわみ率を一括で計算します。

例えば、土被り1.00mから3.00mまでを0.1m間隔で検討する場合、
検討土被りは 30 パターンとなります。

また、同一管種・同一口径の管材については、
最大20パターンまでを一括で計算し、
それぞれの計算結果を一覧表形式で取りまとめします。

例えば、ダクタイル鋳鉄管φ1600の菅材は、
D1/D1.5/D2/D2.5/D3/D3.5/D4/D4.5/DA/DB/DC/DD
の 12 パターンとなります。

つまり、最大 148×20 = 2,960 パターンの
計算をわずか数秒で一括実行することができるので、
菅種選定のシュミレーション効率が飛躍的に向上します。

主要な管材の諸定数(管厚や管外径など)を
データベースとして登録しており、
管種と管径を選択するだけで諸定数を自動入力します。

◆とう性管
ダクタイル鋳鉄管
硬質ポリ塩化ビニル管
ポリエチレン管
強化プラスチック複合管
鋼管(抜粋)

◆不とう性管
遠心力鉄筋コンクリート管
プレストレストコンクリート管

データベースはユーザーが自由に編集する事ができ、
またデータベースから自動入力された
入力値を後から手動で書き換えることも可能です。

・ 入力項目のうち、
 技術書を見る必要があると考えられる定数については、
 ヒントとしてポップアップ表示することができます。

・ 溝型、突出型、矢板型に対応しています。

・ 荷重ケースとして、自動車荷重、群集荷重、
 積雪荷重、宅地荷重、施工時荷重に対応しており、
 荷重ケースを比較して大なる荷重を採用します。

・ 出力帳票をエクセル形式でエクスポートすることができます。
 エクスポートされた帳票は、自由に編集可能です。

・ 補助機能として基礎反力係数e‘の計算機能が付いています。
 (とう性管バージョンのみ)
・ ダクタイル鋳鉄管や鋼管の検討において、
 モルタルライニングの重量を考慮するか否か、
 選択することができます。
 (とう性管バージョンのみ)