エクセルの検索関数
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検索・行列
● VLOOKUP関数 エクセルで指定した左端列を検索し、同一値のデータがあれば、その行を表示する。/ A B C 1 DL デジカメD 30、000 2 3 BB デジカメB 25,000 4 AS デジカメA 18,000 5 DL デジカメD 30,000 6 EK デジカメE 45,000 7 CT デジカメC 29,000 上の表の、B1のセルに、「=VLOOKUP(A1,A3:C7,2,FALSE)」と入力して、A1のセルに A列の表の中にあるデータDLを選択して入力すると、DLの行の左から2番目のデータ「デジカメD」を表示する。
この関数を解説すると関数は、答えを表示するB1のセルに入力します。その関数が「=VLOOKUP」です。
検索する場所が「A3:C7」これは、表の中のA3~C7の範囲のセルの中で検索するということを表しています。
「2」は、左端から2番目のデータを表示させるという意味です。「FALSE」は完全に一致する値を検索させるために使用しています。
C1のセルに、同じ関数を入力して、「2」の部分だけを「3」に変えれば、
DLの行の左端から3番目のデータ30,000を表示します。 -
● HLOOKUP関数
エクセルで最上段のセルを検索し、同一値のデータがあれば、その行を表示する。/ A B C D E 1 K01 C03 E11 B06 L15 2 100 200 300 150 280 3 4 E11 300
VLOOKUPが行を検索するのに対して、HLOOKUPは列を検索します。
上の表の、B4のセルに、「=HLOOKUP(A4,A1:E1,2)」と入力して、A4のセルに 1の行の表の中にあるデータE11を選択して入力すると、E11の列の上から2番目のデータ「300」を表示する。
この関数を解説すると、
関数は、答えを表示するB4のセルに入力します。その関数が「=HLOOKUP」です。検索する場所が「A1:E1」
これは、表の中のA1~E1の範囲のセルの中で検索するということを表しています。「2」は、上から2番目のデータを表示させるという意味です。
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● LOOKUP関数
エクセルで行または列を検索し、対応したデータを表示する。(あいまい検索)/ A B C D E 1 名前 組 検索No No 組 2 永井 E組 40 1 A組 3 渋谷 A組 5 10 B組 4 石田 C組 25 20 C組 5 加藤 D組 30 30 D組 6 竹内 C組 20 40 E組 上の表の答えを表示するセルのB列に、次のような関数を入力します。
B2のセル→ 「=LOOKUP(C2,D2:D6,E2:E6)」
B3のセル→ 「=LOOKUP(C3,D2:D6,E2:E6)」
B4のセル→ 「=LOOKUP(C4,D2:D6,E2:E6)」
B5のセル→ 「=LOOKUP(C5,D2:D6,E2:E6)」
B6のセル→ 「=LOOKUP(C6,D2:D6,E2:E6)」この表は、C列のセルに検索するNoを入力すると、D列を検索して、対応するデータがあれば、B列にそのデータを表示する関数を使用しています。
あいまい検索となりますので、同一値がない場合は、検索値未満で最も大きい値を表示します。
例 : この表の渋谷は、検索Noを5と入力していますが、5がないので、10未満の
Noが1のA組を表示しています。この関数の「D2:D6」は、検索する場所:D2~D6のセルの範囲を指定しています。
この関数の「E2:E6」は、その検索に対応したデータの範囲E2~E6のセルを指定しています。B2~B6のセルの関数で違うのは、赤色の部分(C2,C3,C4,C5C6)だけで,
この部分がC列の検索値を入力するセルを指定しています。ようするに、検索する場所は同一で、検索値を入力する場所がちがうということです。
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