エクセルの論理関数
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● IF関数
条件に一致する場合と、そうでない場合の処理を行う。
もしも○○ならば□□する。
使用例はこちら次のAND関数とOR関数でも使用しています。
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● AND関数
指定条件が一致するとTRUE(真)それ以外はFALSE(為)を返す。/ A B C D 1 60 70 80 合格 上の表はA1~C1の間のデータが全て60以上なら合格と表示する関数を入力しています。
答えを表示するD1のセルに「=IF(AND(A1>=60,B1>=60,C1>=60),"合格")」と入力します。
部分的に説明すると、
「IF」 → もしも。
「AND」 → A1とB1とC1が。
「A1>=60」 → A1が60より大きい数値の場合。
「B1>=60」 → B1が60より大きい数値の場合。
「C1>=60」 → C1が60より大きい数値の場合。
「"合格"」 → 合格と表示する。
例えば、A1のセルのデータを50にすると、D1の答えはFALSと表示されます。
次のOR関数と組み合わせて使うと、もう少し細かい条件の設定ができます。 -
● OR関数
条件のいずれかが一致すると、TRUE(真)それ以外はFALSE(為)を返す。/ A B C D 1 50 40 55 不合格 上の表はA1~C1の間のデータが全て60以下なら不合格と表示し、一つでも60以上であれば△を表示する関数を入力しています。
答えを表示するD1のセルに「=IF(OR(A1>=60,B1>=60,C1>=60),"△","不合格")」と入力します。
部分的に説明すると、
「IF」 → もしも。
「OR」 → A1とB1とC1のいずれかが。
「A1>=60」 → A1が60より大きい数値の場合。
「B1>=60」 → B1が60より大きい数値の場合。
「C1>=60」 → C1が60より大きい数値の場合。
「"不合格"」 → 合格と表示する。
「"△"」 → △と表示する。
例えば、A1のセルのデータを60にすると、D1の答えは△と表示されます。 -
■ AND関数とOR関数を組み合わせて使う
上記の2つの関数を組み合わせて使うと、全てのセルが60点以上なら合格
1つでも60点以上があれば、△、それ以外は不合格と表示させることができます。次のように入力します。
「=IF(AND(A1>=60,B1>=60,C1>=60),"合格",IF(OR(A1>=60,B1>=60,C1>=60),"△","不合格"))」2つの関数をつなぎ合わせればいいだけですが、「 )」や「,」の追加と削除が必要ですので、ご注意ください。
合格の直後は「 )」がなくなり、「,」となります。
不合格の直後に「 )」がもう一つ追加となります。
「=」を2つ入力してしまうとエラーになります。
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