フレームガードプロテクターはカートのフレームの下部にキズが付かないように
ガードしてくれるパーツです。
レーシングカートは車高が極端に低いから必ずと言っていいほど
フレームが何度か路面に接触してしまい傷が入り摩耗しますね！
このマシンは３代目のカートとなります。
過去２台はそんなことは気にすることなく走らせていましたが
今回はこの傷が気になり
最初に薄いアルミの粘着付きのプレートを必要なサイズにカットしてフレームに貼り付け
その上から数カ所に水道に使う金属のホースバンドで巻き固定していました。
しかし薄いアルミは１回路面に接触するだけで剥げてしまうし
バンドも強く接触すると切れてしまいます。
今回は専用のフレームガードプロテクターを入手できたので付けてみることにしました。
が！
これはトニーのコスミック用（たぶんOTK製）なので
私のビレルに取付るには少々加工が必要となります。
まず取付完了画像です。
中古品なので写真のように既に傷だらけで汚れています。
取り付けるのは写真のようにフロント最前部のパイプのところ１ヶ所と
燃料タンク付近の左右両サイド（フレームの左右の幅が一番狭いところ）
ここは一番傷つく可能性の高いところ
シートの前側の下あたりにあるパイプも両端の一部をカバーすることができます。
ここはコースアウトすると中央部は保護できないので
最初に貼ったアルミのプレートとホースバンドは残しておくことにしました。
■フロントプロテクター
フロント用のプロテクターを下から見た写真です。
青丸がしているところ３ヶ所をボルトとナットで固定となりますが
純正のフロアパネルを固定する場所をそのまま使います。
中央の穴の位置は運よくそのままでOK！でした。
が
左右両端は違うのでプロテクターに穴開けと小皿ボルトを使うので円錐型に加工する必要がありました。
穴の加工はドリルに付ける円錐型の研磨ツールがあれば簡単なのでしょうが
それがないため、カッターでちょっとずつ削ることに！
中央だけは写真のような六角ボルトとワッシャー代用にステーを利用して取付です。
小皿ボルトは6mmの25mmの長さを利用！
さらに
両端は取付穴部のステーの位置が下すぎるためプロテクターを押し出すように接触！
その部分だけプロテクターをカット（薄く）する必要がありました。
ここもカッターで少しづつ削りました。
ここが一番苦労した点です。
上から見ると取付位置はここになります。
■両サイドのプロテクター
両サイドは次の写真のように、とりあえず４ヶ所で固定！
この部分のズーム写真です。
ちょいと斜めの角度から
前側は純正のフロアパネル固定用穴を使うのだが、これも位置が合わず
フロントと同じく穴開けと加工が必要！
次の写真の白丸のところは予定です！
ここも新たに穴開けして固定したほうが良さそうです。
後部はプロテクターの穴を利用するが取り付ける場所がない！！
なので
シート前側の下（燃料タンクの後ろ）中央にあるフロアパネル固定用の穴を利用して
ここからプロテクターの穴位置まで
穴あきのステー（約20cmくらいかな？）２本を渡すように取付！
右側は運よくステーの外側にある穴の位置がピッタリ！
ただし穴サイズが小さいので6mmのドリルのキリで拡大。
次の写真はその中央から左に渡したステー
こちらは穴位置が合わずステーに穴開けが必要だった！
さらに
中央は２本のステーを重ねるため位置が高くなりすぎなので下向きに角度をつける曲げ加工。
次の写真はこのステーを拡大したもの
次は反対側（右側）
プロテクターのこの位置にボルトで固定！
左側はこんな感じに！
再び右側ですが、このようにプロテクターが付きます。
取付したフレームガードプロテクターの内側のイメージが？なので
次のようにフレームとフロアパネルに固定するという位置関係を画像にしました。
赤いのがフレームのパイプ
青いのはガードプロテクター
灰色はフロアパネル
黒がボルト
上の画像はフロント側でパイプに接触する部分は３段階のカットされています。
それに対して
両サイドのプロテクターは２段階のカットです。
フレームの底部は前側は薄く、両サイドは少し厚くなっています。
予定している追加の固定はやはり必要ありと感じたので、ここを加工とボルト固定で完了です。
結果は走行してみないと？ですね！また結果は報告します。