ここではレーシングカートのプラグキャップの交換と
普通の標準プラグとレーシングプラグの比較を写真付きでアップしておきます。

プラグキャップの交換が必要となった理由がありまして
この記事を書くことになりましたので、なりゆきから

yz120のE120Eに載せ替え後に初のエンジン始動をしてみたのですが
エンジンがかかる気配なく
燃料は来ているようでプラグはかぶっている(湿気た状態)

プラグに火が飛んでないのでプラグ本体か
イグニッションやCDIなのか?確認したい。
そこで
プラグを交換して試してみたい。
しかし、
このエンジンにはレーシングプラグが付いていて
形状の違いから手持ちの標準形状のプラグに交換してみることができない。

次の写真のような違いがあります。
プラグの比較写真

全体の長さの大きな違いがありますが
エンジンのシリンダーに挿入される(ネジの部分)の長さは同じです。

ナットのサイズもレーシングプラグは小さいので
脱着には専用のボックスレンチが必要です。

プラグキャップと接続する部分の形状が違います。
レーシングプラグの端子は小さい

上の写真のようにまったく形状が違うので
標準のプラグを付けてもプラグキャップをハメ込むことができません。

他の違いはプラグ先端(火が飛ぶとこ)の形状です。
プラグ先端の比較

レーシングプラグのキャップはこれが付いていました。
レーシングプラグのキャップ

そこで、旧エンジンの標準プラグ用の
プラグキャップに交換する手段を実行してみることに。

プラグキャップはプラグコードにねじ込みしてあるだけなので
普通のボルト取り外しと同じように左に回すだけで外れます。
プラグキャップ取り外し完了

上のは外したキャップとコードです。

キャップの内側には次のように
コードの配線に接触する芯(端子)が内部にあります。
プラグキャップの端子

中央の金属ですが見えるかな?

コード側の配線がコード内に見える写真です。
プラグコード内部の配線

コードの中央の穴にちょっと光ってる金属です。

プラグキャップの取り付けは右に回してねじ込むだけです。
回転が止まる回転が重くなるところまでねじ込めばOKです。

コード内部の配線との接触不良が気になるところではあります。
接点グリスというのがあるので気になれば塗布して取付ます。

今回付いていたレーシングプラグは
NGKのR7282-105というのが付いていました。
(スーパーカートに利用していたエンジンのため)

熱価が10.5番ということで、かなり高速用のようです。
レーシングプラグは標準プラグより低速が犠牲になるようです。
なので
カートコースは標準プラグのほうが良いと思います。
実際には使ってないので?ですけど。

旧エンジンの4PにはBPR9EIXが付いていました。
レーシングカートで通常使うのは標準の9番あたりなので
こちらがベストと思われます?

しかもレーシングプラグはとても高価です。
1本4000円くらいします。

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