先に1人で乗せ降しできる ストーンカートスタンド ST 006は組立方法
をお知らせしていますが
今回は操作編で実際に乗せ降しする方法と補足説明です。

次の写真は奥が普通のカートスタンドで手前がST006です。

 ST006と普通のカートスタンド

高さは同じですね!
写真に赤丸をしている部分カートのサイドボックスの金属パイプをハメ込む所を固定します。

このスタンドを利用して解ったのは、カートのサイドボックスの取付位置
前と後ろの距離(長さ)はどのメーカーも同じなんだな!ってことです。

このストーンカートスタンドST006が利用できるメーカーや機種は指定されてないわけで
かなり古いカートでサイドボックスを固定する部分の形状が違うタイプ意外はOKです。

ということはビレルにCRGのサイドボックスとか、その逆もOKということですね!

本題に戻ります。
前側はこのように乗せるだけです。

カートスタンドの前側固定位置

後ろ側です。

ST006の後ろ側固定位置

カートを乗せたらこのように感じに!

カートをスタンドに乗せたイメージ後ろ側

カートをスタンドに乗せたイメージ前側

■カートスタンドからカートを降ろす方法です。

次の写真のロック金具を足先で上に上げます。

カートスタンドのロックを外す

レーシングカート本体の前側を両手で持って持ち上げるようにすると
カートの後方が下がっていくので、後部が地面に着くまでゆっくり持ち上げます。
この時にスタンドの前側下のパイプ部を足で踏んでおくと安全です。

次のようにリアバンパースポイラーが地面に接触します。

リアスポイラーが接触する

このように傾斜した状態になります。

カートを降ろす作業の本体傾斜角度

後ろから見たイメージ

裏側が丸見えです!

カートの裏側が見える
カート裏側の作業をするのに便利だと思います。
ただし、傾けるとキャブレター内部からガソリンがエンジン側に出る可能性ありなので
長く立てる場合はキャブからガソリンを抜いておいたほうがいいような気がします。

この状態からカートをさらに垂直近くになる方向へ前側を持ち上げて
カートスタンドを引っ張り手前へ抜きだした後に
カート前方を下げて地面に降ろします。

※この作業は後ほど動画をアップします。

カートスタンドに乗せる時はこの逆に操作!
カート本体を垂直近くになるように前方を持ち上げてスタンドを
サイドボックスの所に引掛けます。
カートスタンドの後ろを少し持ち上げないと掛けられません。

後は前方を下げてロックすれば完了です。

★先に説明したように地面にはリアバンパースポイラーが接触して
これを支えにして乗せ降ししますが
強度的には問題なさそうでバンパーが変形することはないようです。

ただし、私は傷を付けたくないので
リアバンパーを簡単に脱着できるように固定している金具を加工しました。

次の写真のようにボルトの穴をカットしてボルトを緩めかくても
バンパーを上に上げると外れるようにしてみました!

リアバンパーの固定金具の加工

ボルトは完全に締め付けず、緩めでスライドできるようにロックナットを調整!

バンパー固定ボルトの調整

このままでは走行中にバンパーが外れてしまうので
協力なゴム(タイヤのチューブ)を輪ゴム状にバンパーに取付
カートフレームに引っ掛けて固定します。
このゴムを手で外すだけでバンパーを外すことができます。

※この部分の写真を忘れたので後で追加します。

練習走行を何度もしてみましたが外れたりすることはなさそうです。
ただしレースに出場の場合は要注意です。
バンパーにキズが入っても気にならなければ、このような作業は不要です。

次のようにフレーム後部にはバンパー固定ボルトにゴムを付けているので
そこが地面に接触します。

バンパーを外した状態だとこうなる

この操作の動画アップまでしばらくお待ちをー!

ちょいと高額なカートスタンドですが、かなり便利!!
1人で乗せ降し簡単楽々!
しかもタイヤがでかいので悪路もなんなく移動できます。
高くても、それだけの価値ありと思いました。