ミッションカートのYZ125エンジンの燃料ポンプから大量にガソリンが漏れてきた。

走行中に失火しているかのように息継ぎしてたけど、これが原因のようです。

ガソリン漏れはポンプに間違いないようなので分解してみました。

このエンジンは形式が4PEだから1995(H7)年式と古いから
この情報も需要は少なそうだけど一応分解写真をアップしておきます。
それと
新し目のエンジンE120E(H25)前後のエンジンとはポンプがまったく違うので
その比較写真もアップしておきます。

次の写真の中央の黒くて丸いのが燃料ポンプです。
YZ125の燃料ポンプの取り付け位置

外したポンプ本体がこれ
燃料ポンプ本体

燃料ホースは
一番下が燃料タンクから(吸い込み)。
中央がエンジンへ。
一番上は燃料タンクへの戻り。

新型のタイプと比較してみました。
E120Eの燃料ポンプと比較

サイズも形状も材質もまったく違いますねー
新しいのはアルミだし大きいし、ホースの取り付け部の径も大きいのです。

古い燃料ポンプのバーツ入手はできるのでしょうか?
中のリペアパーツはなくて本体交換なのかもしれませんが?
新しいタイプに交換したほうが良いのかも? ですが噴出量の違いは大丈夫なのかな?

古いタイプはプラスのボルト4個外すと分解できます。
ボルトの反対側に小さなナットがありますが、これが落ちてくるので注意!!

表側のフタを外してみると次のようにゴムのパーツが見えます。
ポンプの表のカバーを外してみた

たぶんこれKTのキャブレターならダイヤフラムのような役割をするパーツと思います。
燃料を吸って送り出す動きをしているようです。

このゴムのパーツに穴が空いてました!
燃料漏れの原因はこれ

光に当てて見ると穴が2つ見えます。
これがガソリン漏れの原因ですね!

ポンプ本体の構成パーツ(表側一式)
燃料ポンプ分解写真

右側のフタの中央にスプリングがあり、反対側の本体にも中央にスプリングがる。
ゴムのパーツの表と裏にはスプリングを受ける金属の皿が付く。
ようするにスプリング2個でゴムの中央を両側からサンドイッチ状態にして取り付けています。

裏側のフタを外した写真
燃料ポン部の裏側内部

同じようなゴムのパーツがありますが、をれを外したのがこれ
燃料ポンプの裏側のパーツ

こちらにも同じような金属とスプリングが1個。表側より小さい。
全てのパーツを外した写真

この情報はお役に立てるか?ですが
通常見れないものが見れたということで・・・

この燃料ポンプの違いだけでなく新旧のエンジンを比較すると、かなり違いがあるので
次回にアップします。

「YZ125の燃料ポンプから燃料漏れ!分解と新型とのパーツ比較(レーシングカート)」への2件のフィードバック

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